「〜cm3を〜m3で表す」というように、違う単位で表したいと思うことがあるかもしれません。(単位とはcm3やm3のことです。)このページでは体積の単位の変換について説明します。
例として、〜cm3と〜m3の変換を考えます。他のものでも、考え方は同じです。まず、考えることは1m3は1cm3の何倍かということです。
1m3とは、辺の長さが1mの立方体1個分の体積でした。辺の長さが1mの立方体とは、辺の長さが100cmの立方体です。つまり、辺の長さが1mの立方体は1000000cm3ということになります。(分からない方は5-2.直方体・立方体・〜柱の体積をご覧ください。)
1cm3の1000000倍で1m3になることがわかったので、逆に、1cm3は0.000001m2になります。実際、0.000001×1000000=1です。
ここまでわかればあとは簡単です。1m3の2倍の2m3なら、1m3=1000000cm3なので、1000000×2=2000000cm3と表せます。1cm3の6倍の6cm3なら、1cm3=0.000001m3なので、0.000001×6=0.000006m3と表せます。
このように、一方の単位での「1」がもう一方の単位の「1」の何倍かを考えることで単位を変換することができます。