このページでは比について説明します。
比は数字の関係性を表します。ある数字「数字1」と「数字2」の関係を表すときには、(数字1):(数字2)=○:△というように書きます。具体的にどのような関係があるかというと、ある数字「数字3」があり、数字1は(数字3)×○、数字2は(数字3)×△になります。
例えば、8と12の間には8:12=2:3の関係があります。「数字3」にあたる数字は具体的に書かれることがないので、比と数字から推測するしかありません。といっても簡単で、8÷2を計算するか、12÷3を計算すればよいです。この場合、4です。実際、8は4×2であり、12は4×3です。
また、○:△の○と△両方に同じ数字をかけたり、割ったりしたときの関係もあります。○と△両方に同じ数字をかけたり、割ったりしたときも、「数字3」にあたる数字が必ず存在するからです。例えば、8:12=4:6の関係もあります(2:3の両方の数字に2をかけた)。このとき、「数字3」にあたる数字は2になります。
例えば、24:?=8:5の関係があるとき、?に入る数字を知りたいというときがあるかもしれないので、これについて説明したいと思います。まず、24÷8を計算して、「数字3」にあたる数字をもとめます。これは3になります。この数字に5をかけたものが?に入る数字なので、3×5=15になります。