このページでは割合について説明します。
割合とは何倍かを表す量です。2種類の表し方があります。
ひとつめは〜%(パーセント)という表し方で、〜/100倍、あるいは(〜÷100)倍という意味になります。例えば、100円の30%は100×30/100=30円になります。
ふたつめは○割△分□厘(○わり△ぶ□りん)という表し方で、0.○△□倍という意味になります。例えば、1000円の3割2分4厘は1000×0.324=324円になります。
逆に、53円は100円の〜%か、あるいは〜割かを考えてみます。
まず、53が100の何倍かを考えます。これは、53÷100=0.53倍です。本当に53÷100倍なのか疑問に思う方のために、実際に計算してみましょう。100×53÷100=53×100÷100=53になるので、本当に53÷100倍です。
0.53倍の100倍の数字がパーセントの数字になるので、0.53×100=53%です。また、5割3分でもあります。
また、〜%増し、〜割増しや〜%引き、〜割引きという表現があります。これらの意味について説明します。
〜%増し、〜割増しは〜%分あるいは〜割分増えた量を表します。例えば、100円の20%増しは100円の20%、つまり、20円増えた120円ということになります。
〜%引き、〜割引きは同じように〜%分あるいは〜割分減った量を表します。例えば、100円の3割引きは100円の3割、つまり、30円減った70円ということになります。