このページでは小数の引き算について説明します。
例えば、「0.75−0.32」を計算してみます。0.75は「0.1」が7個あり、「0.01」が5個あります。0.32は「0.1」が3個あり、「0.01」が2個あります。なので、引いた後の「0.1」の個数は7−3=4個、「0.01」の個数は5−2=3個になります。そのため、「0.75−0.32」の答えは0.43になります。
小数の引き算にも筆算があります。ここから、小数の引き算の筆算の書きかたを説明します。「4.17−2.35」を計算してみます。
まずは、位の位置をそろえて縦に並べて下のように書きます。点線や矢印や「〜の位」は書かなくても大丈夫です。
次に、「0.01」の個数を数えます。7−5=2個です。下のように横線の下の百分の一の位のところに「2」と書きます。
次に、「0.1」の個数を数えます。ですが、1より3のほうが大きいので、「0.1」の個数が足りていません。そこで「4」を「1」が3個と「0.1」が10個と考えます。このことを、下のように書きます。
「0.1」の個数は11−3=8個です。下のように横線の下の十分の一の位のところに「8」と書きます。
最後に、「1」の個数を数えます。3−2=1個です。横線の下の一の位のところに「1」と書きます。
「4.17−2.35」の答えは1.82だとわかります。