このページでは小数の足し算について説明します。
例えば、「0.32+0.25」を計算してみます。0.32は「0.1」が3個あり、「0.01」が2個あります。0.25は「0.1」が2個あり、「0.01」が5個あります。なので、合わせた後の「0.1」の個数は3+2=5個、「0.01」の個数は2+5=7個になります。そのため、「0.32+0.25」の答えは0.57になります。
小数の足し算にも筆算があります。ここから、小数の足し算の筆算の書きかたを説明します。「4.17+2.35」を計算してみます。
まずは、位の位置をそろえて縦に並べて下のように書きます。点線や矢印や「〜の位」は書かなくても大丈夫です。
次に、「0.01」の個数を数えます。7+5=12個です。「0.01」が10個あるということは「0.1」が1個あることと同じなので、下のように横線の下の百分の一の位のところに「2」と書き、十分の一の位のところに、赤文字で書いたように「1」と書きます。
次に、「0.1」の個数を数えます。1+1+3=5個です。下のように横線の下の十分の一の位のところに「5」と書きます。
最後に、「1」の個数を数えます。4+2=6個です。下のように横線の下の一の位のところに「6」と書きます。
「4.17+2.35」の答えは6.52だとわかります。