このページでは小数のかけ算について説明します。小数のかけ算は、小数を整数の割り算で表し、整数の計算にしてしまうことで計算します。
例えば、「0.13×2.6」を計算してみます。0.13は(13÷100)です(わからなければ3-1.小数とは?の一番下の図をご覧ください)。2.6は(26÷10)です。なので、0.13×2.6=(13÷100)×(26÷10)となります。2-4.分数のかけ算で説明したように、()がなくても答えは変わらないので、0.13×2.6=13÷100×26÷10となります。
また、かけ算と割り算は入れ替えられるので、0.13×2.6=13×26÷100÷10となります。ここで、2-4.分数のかけ算で説明したように、÷100÷10は÷(100×10)となるので、0.13×2.6=13×26÷1000となります。
1-7.かけ算の筆算で計算したように、13×26=338なので、0.13×2.6=338÷1000となります。338÷1000=0.338なので、「0.13×2.6」の答えは0.338であることがわかります。