足し算とは、例えば「2個のボールと3個のボールを合わせると何個のボールがありますか?」というクイズです。下の図のオレンジ色で囲まれている部分がクイズの答えになります。黒色で囲まれているボールの数と同じ絵を1-1.数と数字の図で探せば答えられます。
これを算数では「2+3=」のようにクイズを出題されるのです。「+」は合わせるという意味です。「+3」なので2個のボールと3個のボールを合わせるという意味になります。「○=△」は○と△が同じという意味なので、今の場合△の部分に数字がないので、△に当てはまる数字を答えてねというクイズになっています。つまり、この答えは5ということですね。何度も問題を解いて、1-1.数と数字の図を見なくてもすぐに答えがわかるようになるとよいでしょう。
「0+0=,0+1=,0+2=,0+3=,0+4=,0+5=,0+6=,0+7=,0+8=,0+9=,1+0=,1+1=,1+2=,・・・2+0=,2+1=,・・・3+0=,3+1=,・・・4+0=,4+1=,・・・5+0=,5+1=,・・・6+0=,6+1=,・・・7+0=,7+1=,・・・8+0=,8+1=,・・・9+0=,9+1=,・・・9+9=」のすべての計算ができるようになるとどんな大きな数の足し算もできるようになります。なので、すべて答えられるようになりましょう。また、上のような絵もかけるように(思い浮かべられるように)なりましょう。これがかけないと、文章問題が解けないと思います。
さて、どんな大きな数の足し算もできるといいましたが、本当にできるか一つ例を見ていきましょう。「13+9=」は上ででてこなかった計算です。この計算の答えは「22」です。なぜ「22」になるのか説明します。
「13」は「10」が1個、「1」が3個という意味でした。「9」は「1」が9個という意味でした(わからない方は1-1.数と数字をご覧ください)。まず、「1」が何個あるか数えます。これは「13」に3個と「9」に9個あるので、3+9=12個あります(この計算は上ででてきました)。つまり、あわせて「10」が1個と「1」が12個あるということです。
ただ、「1」が何個あるかは「0〜9」で表すのでした(忘れた方は1-1.数と数字をご覧ください)。「1」が12個あるとは「10」が1個と「1」が2個、とも考えられたので「13」にあった「10」の1個も忘れずに合わせると、「10」が2個と「1」が2個あるということがわかります。これを数字で表すと「22」になりますね。